幹線道路に面した元自動車整備工場の一部を、陶芸家の店舗兼ギャラリーに改修する計画である。経年変化の風合いを感じられる空間というコンセプトは、作家自身の作品のテーマとも繋がっており、既存建物の構造体をそのまま白く塗り込めただけの空虚(うつわ)によって、「時間の流れ」を陶芸作品と共に楽しめる空間となることを目指した。