アトリエマルバン
既存倉庫を陶芸家の為の工房兼ギャラリーにコンバージョンする計画。工房部分とギャラリー部分は既存の天井高の違いをそのまま利用して新設の垂壁で分節を少し強調しながら、照明を工房部分は昼光色、ギャラリー部分は電球色とする事で、一室空間内での機能的な分節を試みた。オーナーの作品の特徴の一つ「赤絵」の器にも使われている深い赤色の扉は、工房の「構え」としてはもちろん、大きな作品の搬出入やギャラリーへの採光にも寄与してる。
用途 |
工房(改修) |
所在地 |
滋賀県甲賀市 |
構造・規模 |
鉄骨造・2階建 |
面積 |
62㎡ |
竣工 |
2010年 |
施工 |
(株)三東工業社 |
写真 |
杉野 圭 |